9月1日は防災の日です。
弊社では毎年この日に避難訓練とBCP継続教育を行っていますが、今年は9月1日が日曜日だったため2日(月)に実施いたしました。
BCP(Business continuity planning)とは『事業継続計画』のことを言い、災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画です。
午前10時半に震度6強の地震が発生したという想定で、BCPに従い代表が避難指示を出し、社内グループLINEで安否・出社可否・状況確認を行い避難場所まで移動しました。
今回は社会貢献活動の一環として清掃活動も実施いたしました。
避難経路を確認しながらゴミ拾い。
避難場所(公園)に到着。通常は15分ほどで到着しますが、今回は到着まで30分ほどかかりました。
全社員の安否確認を完了。木陰で一休みをして、公園内の清掃活動を行いました。
ゴミ拾いをしながら「この辺りは水害が起きやすいだろうか」などを話し合いながら帰社。
拾ったゴミの種類ですが、投げ捨てられたペットボトルが一番多かったです。
訓練後は非常食を全員で試食をしながら、BCP・安否確認方法について改善案や意見交換会を実施。
併せて防災設備のチェックと全社員に配布している防災バッグの点検を行いました。
訓練後に出た意見や反省点をもとにBCPの改定を行い、翌年の訓練につなげています。
~避難訓練全体を通して~
今年は元旦に能登半島で最大震度7の地震が発生しました。
また、地震以外でも広域災害が毎年のように起きています。
私たちは2011年3月11日の東日本大震災の経験を踏まえ、有事の際、お客さまに安心を提供できるためには、まず自分たちが災害に負けない体制を整えておかねばならないということを、訓練を通して再認識いたしました。
今後もBCP(事業継続計画)の継続教育と改善見直しや、訓練実施に取り組んでまいります。
また来年度は、中小企業庁の『事業継続力強化計画』に係る認定取得にも挑戦したいと考えております。
暑い中の活動でしたが、地域清掃にも微力ながら貢献することができ、清々しい気持ちで訓練に取り組むことができました。